第一章 シルバークライシス -少女の慟哭-


連載期間

無印:
2013年 6月19日 ~ 12月26日完結(毎週水曜更新)

加筆修正版:
2015年 4月26日 ~  6月23日完結(小説家になろうにて、1日おき更新)


全話数

全30話

概要

管理人の一次創作最初の小説。2037年の日本が舞台。
当初は6人目に描いたゆえに思い入れがあった黒條零の過去話を描くというスタイルで連載を始めた。
やがてそこからオムニバス方式で話を展開する構想が浮かび、連載終了後に
これを「ソルジャーズ・スカイスクレーパー」の第一部第一章とするとする事を決定。
第一部(2030年代が舞台)と初期の構想から出来ていた一部分を
第二部(2040年以降が舞台)として、再出発した。

主に零と歩美の学校生活をメインに話が進み、やがて話が進むにつれて
フォルテシアやレーツァンなどのソルジャー界の関係者が多く登場する。


小説家になろう進出に伴い、この章だけ不安要素の解消のために
2014年に第二章連載開始と同時に加筆修正版の制作が始まった。

同年、11月25日加筆修正版のタイトル発表。
タイトルは「シルバークライシス -少女の慟哭- Make final adjustments」

しかし、2015年2月2日のブログ(http://ameblo.jp/soluilia13/entry-11984628833.html
にて、小説家になろう進出後の連載を発表。


そして、2015年4月26日。ついに加筆修正版の原稿が完成し、小説家になろうに進出、連載開始。
あちらでは「シルバークライシス -少女の慟哭-」名義で載せているため、
「シルバークライシス -少女の慟哭- Make final adjustments」はセファーのお城だけのタイトルである。
同時にセファーのお城でも不定期で連載が始まった。

これにより、セファーのお城前に載せてある加筆修正前はある意味、パイロット版のような位置づけとなった。


あらすじ

幼い頃に両親を交通事故で亡くし、
埼玉の親戚の家に引き取られて育った黒條零は
小さい子供が二人もいるゆえに毎日多忙な親戚の家族を思い、
無謀と思いながらも一人暮らしに向けて動き出す。

家の手伝いを積極的にこなし、家事スキルを磨き、
親戚の叔母さんと旦那さんを説得、一人暮らしが出来る場所を探した末に
零は世田谷のあるマンションで一人暮らしをする事になり、
2036年、最寄りの中学校に入学する。

親友ができ、部活も勉強と忙しい毎日を過ごす零だったが、
この中学生活の中で零は非常識かつ思わぬ事態に陥ることとなる。
だが、それが非日常の始まりであった・・・・・


登場人物

は主人公。








通常版と加筆修正版の違い

    • 基本的な仕様、コンセプト
      • 一部の文章の修正、不足描写の大幅な加筆
      • 基本的なストーリー展開は変わらない
      • 読みやすいように改行を徹底
      • 第二章同様、話ごとの冒頭にある何年何月か、誰視点かの記述が削除
      • 小説家になろう進出に伴い、学校名や劇中劇などの一部の名称の変更
      • 小説家になろう進出に伴い、読み仮名以外の一部ルビの追加
      • 初めて読む場合は出来れば追加描写がある加筆修正版が望ましい


以下、主な変更、追加点がある話を一部抜粋。軽度な変更点は割愛。
赤文字は重大なミスと判断し、通常版も訂正が入った部分。

    • 第1話
      • 零の両親について通常版ではあまり掘り下げられなかったが、加筆修正版ではどのような容姿かが零の目線で描かれ、また両親の写真を見た零の心情がある程度掘り下げられている。
      • 通常版では零の通っていた小学校は「若村小学校」と書かれていたが、加筆修正版では学校名は伏せられている。
      • 零が叔母さん夫婦に一人暮らしがしたいという話を切り出すのが小学校卒業の8か月前から12ヶ月前に変更(これは誤植という形で通常版も変更。管理人の計算ミス)
      • 零が叔母さん夫婦に一人暮らしがしたいという話を切り出して、結果一人暮らしする事になるまでの一連の活動、過程が追加
      • 零が通う事になる中学校までの道のりの追加
      • 小学校の部活がクラブ活動に訂正


    • 第2話
      • 零が通う事になる中学校の名前が伏せられている。通常版では「第五中学校」と書かれていた。
      • 零が通う事になる中学校に入学してくる生徒達が元々いた小学校の名称が伏せられている。通常版ではそれぞれ、「第四小学校」、「第六小学校」と書かれていた。

    • 第3話
      • 零と歩美が名前で呼び合うきっかけが明確に。歩美の方から下の名前で呼ぶようになったから零もそれに合わせたという事が追加。
      • バスの中で零と歩美が幼稚園のお泊まり会や小学校の移動教室について語る場面が追加。

    • 第6話
      • 零がいじめられる場面で、零の心理描写の追加。両親を侮辱されるシーンでは零が生前の両親がどのような人物だったかを叔母さんに教えられた事を思い出すシーンがある。
      • JGBの解説部分で異端者という文面が警察でも対処出来ない危険人物に変更。(表社会に浸透していないソルジャーの存在がそういう存在がいる事が確約されてしまい、矛盾するため)

    • 第7話
      • 零が称太郎に対して、「実家にいきなり帰る事になった」と嘘をついた部分。メールを使って嘘をついた事が追加されている。

    • 第9話
      • 通常版では「ジャッジメントディスワールド」はそのままだったが、加筆修正版では「ジャッジメントディスなんたら~」となっている。邪鬼真眼はそのまま。ちょっとしたパロディ。
      • 文中の「人だかり」が「人ごみ」に修正。管理人のミス。
      • 零と歩美の春休みに入るまでの日常と、春休みに入ってからのある日、歩美と新宿で遊ぶ模様がより、掘り下げられ、一日で目一杯遊んだ事が明らかとなっている。
      • 零と歩美が新宿で遊んだ日は称太郎の卒業式(3月15日)の二日前。すなわち3月13日。

    • 第12話
      • 零の利き腕は左利きであるため、右手よりも左手の武器を使うよう修正。
      • 「シーザーが両手のハサミの刃を前に頭から走って突っ込んでくる。」の一文が「シーザーは笑いながら両手のハサミの刃を後ろに向け、頭から一直線に走って突っ込んでくる。」に修正
      • シーザーを倒した後、零がシーザーに刺さった武器を抜く描写が二回あったため、一回に訂正。



脚注


  • 最終更新:2016-07-19 00:09:20

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